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糖尿病について②

2016年04月19日

健康診断において見つけるべき重要な疾患として生活習慣病を取り上げてきており、前回は糖尿病についてお話をしておりました。

今回は糖尿病についての続きとして、診断や症状について記載していきたいと思います。

 

糖尿病の診断は主に血液検査で行います。

正式な診断基準は少し複雑なのですが、誤解を恐れずに記載すると下記の時に糖尿病の可能性が高いと思ってもらえれば良いと思います。

・空腹時血糖が126mg/dL以上の時

・随時血糖あるいは、75g糖負荷試験での2時間後の血糖値が200mg/dL以上の時

・HbA1cが6.5%以上の時

健康診断で以上の結果が出た方は当院の内科外来で相談して頂ければと思います。

 

糖尿病の自覚症状はというと、これまた高血圧症や脂質異常症と同じで、初期の頃はあまり症状がありません。

比較的重症になってくると多飲、多尿、体重減少などが見られます。

さらに放置していると糖代謝が破綻して糖分を身体が利用できなくなり、ケトアシドーシスなど生命に危機を及ぼすような重症に陥ることがあります。ここまで来ると入院加療が必要となります。

 

高血圧症や脂質異常症と同じように、糖尿病でも長期間治療せずに放置しておくことで問題となる合併症がいくつかあります。

生活習慣病は血管の病気と表現することもできる以前お話したように、糖尿病も血管が傷められることで発症する合併症がほとんどです。

 

糖尿病の3大合併症と言えば下記の3つです。

・糖尿病性網膜症

・糖尿病性腎症

・糖尿病性神経障害

 

糖尿病性網膜症とは糖尿病によって網膜が障害され最終的には失明に陥る恐い病態です。

網膜も血流が豊富な臓器であり、糖尿病によって血管が障害されることで発症していると考えられます。

失明の原因の第2位となっているようです。

 

糖尿病性腎症は糖尿病によって腎臓が障害され、最終的には腎不全となり透析となってしまう恐ろしい病気です。

腎臓も血流が豊富な臓器であり、糖尿病によって血管が障害されることで発症していると考えられます。

透析となる原因の第1位となっているようです。

 

糖尿病性神経障害はその名の通り糖尿病で神経が障害される病気です。

しびれや感覚麻痺などに繋がり、神経炎やED、足の壊疽などにつながる病態です。

 

以上の3大合併症以外にも怖い病気はあります。

3大合併症は主に毛細血管など比較的細い血管が障害された場合に起こる病態であり、それ以外の大きな血管が障害される病態もあります。

具体的には虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、閉塞性動脈硬化症などです。

高血圧や脂質異常症のところでも何度か説明したように、いずれも命に関わったり重度の後遺症を残したりととても怖い病気です。

これらの病気を予防するためにも糖尿病の早期発見、治療が重要となってくるわけです。

 

今回も少々長くなってきた為、今回はここまでとします。

次回は糖尿病の治療についてお話していきたいと思います。

健康診断などで糖尿病の疑いがあると言われた方は当院の内科外来までご相談下さい。

 

大阪・梅田のクリニック|内科・健康診断
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06-6147-8136

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