BLOG 記事詳細

一覧

一般内科
健康診断
自費治療

記事詳細

一般内科

脂質異常症(高脂血症)について

2016年04月12日

健康診断において、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、中性脂肪の3つの指標が義務付けられているのをご存知でしょうか?

前回は代表的な生活習慣病である高血圧症についてお話をしましたが、今回は高血圧に並ぶ代表的な生活習慣病である脂質異常症(高脂血症)についてお話したいと思います。

 

脂質異常症とは以前は高脂血症と呼ばれておりました。

コレステロールや中性脂肪が高い状態を指していたのですが、最近ではHDLコレステロールといういわゆる善玉コレステロールに関しては、低い方が問題であることが明らかになり、値が高いものだけを問題とするのは不適切という話になりました。その為高脂血症という名称を廃止し、脂質異常症となった訳です。

 

脂質異常症(高脂血症)では主に4つの脂質が評価されます。

総コレステロール、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、中性脂肪の4つです。中でも診断基準に関わってくるのはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、中性脂肪の3つです。

HDLコレステロール値は前述のとおり低い方が問題となり、残りの2つは高い方が問題となります。

 

脂質異常症の症状は高血圧症と同様に特に症状が出ないことが特徴です。

高血圧症と同じように、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)など重篤な疾患を発症することに繋がるのが最大の問題点です。

 

治療方法も高血圧症と同じように、まずは食事運動療法から開始すべきとされています。

従来は、脂っぽいものや卵などのコレステロールをたくさん含むものは摂取を避けるべきだとされていました。

しかしながら最近では卵などはいくら摂取しても問題ではなく、食品中に含まれてるコレステロールを摂取することと血中で合成されるコレステロールの値とは直接関係ないのではないかという説が主流となってきています。

だからと言って何をいくら食べても良いという訳ではなく、単純なカロリー摂取過多は脂質異常症(高脂血症)に悪影響を及ぼします。つまるところメタボリックシンドロームの頂点にある肥満の改善は脂質異常症(高脂血症)の改善に大きく関係があります。

特に糖質(炭水化物)の過剰摂取は肥満を招き、高中性脂肪血症を中心とした脂質異常症(高脂血症)に繋がっていきます。

適度な運動もHDLコレステロール値を上昇させる効果があったりと有効です。

禁煙は高血圧症と同様に絶対的に推奨されます。

以上の生活習慣改善で脂質の値が改善されない場合は薬物療法が開始されます。

これまた高血圧症と同様に脂質異常症(高脂血症)に対する薬剤は進んでおり、内服加療で治療効果が得られることが多く、程度によっては生活改善と同時に治療を開始するケースも多いです。

 

脂質異常症(高脂血症)の有無の確認は健康診断の血液検査の中でも最も重要な項目のうちの一つです。

健康診断において脂質異常症(高脂血症)が指摘された方は当院の内科外来までご相談下さい。

 

大阪・梅田のクリニック|内科・健康診断
JOH&PARTNERS UMEDA CLINIC
06-6147-8136

人気の記事TOP5

あわせて読みたい記事