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高血圧症について

2016年04月09日

前回は生活習慣病の本質は血管の病気であり、重病を予防できる疾患として健康診断において非常に重要であることをお話し致しました。

今回は生活習慣病の中でも代表的な高血圧症についてお話をしたいと思います。

 

高血圧症とはその名の通り血圧が高い状態が続いている病態を指します。

ここで重要なのは続いているということであって、1回高かっただけでは高血圧症とはなりません。

血圧は運動や興奮、緊張などで生理的に高くなりますので、そういった状況を避けた起床時、就寝時などが好ましいとされています。

具体的な数値としては140/90が一つの基準とされていますが、年々もっと低いほうが良いという新説が出てきているような印象です。

 

高血圧症は別名サイレントキラー(沈黙の殺し屋)と言われることもある通り、症状が特に無いにもかかわらず、突然重症な疾患を発病して死に至ったりします。

高血圧症から発症する重症疾患の代表例は虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や大動脈瘤破裂などです。

いずれも死に直結することもあれば、一命をとりとめても重い後遺症を残すこともあります。

突然発症する重病でなくても、心不全や腎不全などじわじわと臓器の機能低下をもたらしたりします。

心不全はちょっと行動しただけでも息が上がってしまったりと生活に支障が出たり、最終的には死に至ることもあります。

腎不全は徐々に進行して最終的には透析になってしまうこともあります。

 

高血圧症の原因は色々あります。

生活習慣病と言われているだけあり、喫煙や塩分の摂り過ぎ、食べ過ぎによる肥満などが原因となります。

それ以外ではホルモンの異常などから発症する2次性高血圧症もありますが、頻度は比較的まれです。

大多数は本態性高血圧症と言い、平たく言えば原因不明のものです。

 

治療方法としては、まずは生活改善から始めるべきとされています。

中でも有効なのは、肥満の方に限りますが、減量です。これだけで高血圧症が治ってしまうこともあるので、可能であるならばお勧めです。正しい減量方法というのは意外に難しいので、当院の内科外来でご相談頂ければと思います。

減塩も有効とされていますが、個人的には労力の割に効果が少ないという印象です。決して無駄と言っているわけではないので、可能な方は努力をして下さい。

禁煙は絶対的にお勧めです。禁煙して血圧が下がるわけではなくても、喫煙は重症疾患に繋がるリスクが明らかに高まるので、血圧治療をする方には全例禁煙が推奨されます。

それでも血圧が改善しない場合は薬物療法を開始します。

降圧薬に関しては薬の開発がかなり進んでおり、良好なコントロールが得られるケースが多いです。

生活習慣を改めても改善しない場合は速やかに薬物療法を開始することをお勧めします。

程度によっては生活改善と同時に薬物療法を開始することも多いです。

 

当院では高血圧症の治療に力を入れています。

2次性高血圧などの原因究明も当然のことながら、長期での加療となる疾患の為、投与回数や薬価などにも配慮した診療を行っています。

健康診断で高血圧症を指摘された方は当院までご相談下さい。

 

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