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生活習慣病について

2016年04月08日

前回は健康診断で考えるべき疾患として血管の病気が重要であることをお話しました。

今回はその血管の病気についてお話したいと思います。

 

まず最初に血管の病気というのは聞き慣れない言葉である為、ここでは敢えて語弊を恐れず血管の病気のことを生活習慣病と表現したいと思います。

生活習慣病とはその名の通り生活習慣が原因でなる疾患のことであり、最も代表的なのは通称メタボと言われるメタボリックシンドロームであると考えられます。メタボリックシンドロームについては後述するとして、生活習慣病にはそれ以外にも喫煙などが原因で起こる肺癌や肺気腫なども含まれてくると考えられます。

しかしながら、狭い意味ではやはりメタボリックシンドロームのことを指しているケースが多いように思います。

メタボリックシンドロームについて簡単に説明をすると、肥満が原因となり高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病の3疾患を引き起こし、その3疾患が最終的には狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などに繋がり、死の四重奏(肥満、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の4つのことを指す)と呼ばれていたこともあります。変わったのは4つが並列関係ではなく、肥満症が頂点にあり、他の3つを続発的に引き起こすということです。

 

生活習慣病というネーミングは生活習慣を改善すれば治りますよという意味が暗に込められており、とても秀逸であると考えられます。一方で病態の本質がわかりにくくなっているところがありますが、その本質とは血管の病気と表現することができると思います。

 

血管の病気である生活習慣病の恐いところは最初は症状が何もないにも関わらず、徐々に血管が障害されていき、最終的には心筋梗塞や脳梗塞などの重症疾患を突然発症することです。

前回説明した3つのCで言うと非常に頻繁に認め、治すこと・予防することも可能で、放っておくと取り返しのつかなくなる疾患であり、とても重要であることが理解できると思います。

 

健康診断の主な目的のうちの一つはこの生活習慣病を早い段階で捕まえ、重症疾患を引き起こす前に治療開始し予防をしてしまうということです。

予防段階のものとして重要な疾患を挙げると、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病になります。これに加えて最近では高尿酸血症(痛風の原因となる)も加わってきています。

また疾患ではないですが、喫煙というのも上記に並び重要な意義を持つことから、健康診断においては喫煙の有無、1日あたりの喫煙本数、継続喫煙年数などを聴取することが義務付けられています。

喫煙習慣もニコチン依存症という疾患という考え方もあり、保険適応になっています。禁煙外来については何度か詳しく記載をしていますので、そちらを参照頂ければと思います。

 

次回からは各生活習慣病について詳細に記載していきたいと思います。

 

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