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健康診断で考えるべき疾患

2016年04月07日

先日は健康診断で法定のものに加えて項目を追加をする際の基本的な考え方についてお話しました。

その内容は一言で言うと、疑うべき疾患を考え、その疾患に対して最適な検査を選ぶというものです。

今回は疑うべき疾患の全体像についてお話していきたいと思います。

 

疾患の全体像を思い浮かべた際に、大きく分類する方法がいくつかありますが、まずは身体の疾患と精神の疾患について切り分けて考えたいと思います。

精神の疾患についてはストレスチェック制度というものが始まりましたので、こちらの件については後日記載するとして、今回は身体疾患に限ってお話したいと思います。

 

身体疾患は長い医学の中で数えきれない程の病名があり、様々な分類方法があると思います。

ここでは敢えて、3つのCという考え方をご紹介したいと思います。

3つのCとはCommon(よくある病気)、Curable(治る病気)、Critical(取り返しがつかなくなる病気)のことです。

限られた時間の中で限られた医療資源を用いて行う救急医療においてよく使われる概念ですが、これは対応するに意義が深い病気として健康診断にも応用が効くのではないかと思います。

健康診断にもお金や時間などのコストが当然のことながらかかり、中には被爆など身体に負担をかけるようなリスクのある検査もあります。重要な疾患に対して、コストパフォーマンスよく資源を投入すべきという考え方をすれば自ずと3つのCを大切にすることとなっていきます。

例えば、何の症状もないことを前提に考えると、世界で数例しかないような稀少疾患や、見つかっても治療法がないような病気や、放っておいても大したことにならないような病気に対しては、多額のお金や労力を割く気にはならないと思います。

 

以下に3つのCを意識した分類をしたいと思います。

1.血管の病気(狭い意味での生活習慣病)

2.悪性腫瘍・癌(広い意味では生活習慣病に含まれる場合もある)

3.それ以外

かなり大胆な分類をしましたが、こうやって大きく重要なものを切り出して分類することがとても重要と考えています。

3.のそれ以外の疾患についてはまだ細かく分類して行きたいと思いますが、1.の血管の病気と2.の悪性腫瘍が圧倒的に重要度的が高いということです。

 

血管の病気というとイメージがわかりにくいと思いますが、狭心症や心筋梗塞や脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などを挙げれば馴染みが出てくるのではないでしょうか。

糖尿病や高血圧なども血管の病気として分類することができます。

人は血管とともに老いると言われていますが、それだけ血管の病気は人体にとって重要なのです。

 

次回からは血管の病気について詳しく記載していきたいと思います。

 

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