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花粉症の内科治療について

2016年03月04日

そろそろ暖かくなってきて、スギ花粉も本格的に飛び始める花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の季節となってきました。

私自身、スギ、ヒノキ、カモガヤなど多数のアレルギーを持っている為、少し憂鬱な季節となります。

しかしながら、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)も内科的治療をしっかりと行えばほぼ症状なく過ごすことも可能な時代です。

放っておくと睡眠不足となったり、集中力低下の原因となったりもしますので、個人的には必ず治療をするようにしています。

今回はその花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の治療方法について記載したいと思います。

 

アレルギー疾患の基本的治療戦略は抗原(季節性アレルギー性鼻炎でいうと花粉)を遠ざけることになります。

しかしながら現在の日本で生活をしながら花粉を避けて生活するのは現実的ではなく、マスクやメガネなど装着したり、衣服についた花粉を払ったり、空気清浄機を置くなどしたところで、完全に避けることは困難であります。

 

従って、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の基本的治療方法は次善の策である抗アレルギー薬の内服ということになります。

抗アレルギー薬とは一般的には第二世代の抗ヒスタミン薬のことを指します。

抗ヒスタミン薬とはアレルギーの機序に深く関わっているヒスタミンをブロックすることでアレルギー症状を抑える薬ですが、最初に発売された第一世代のものは眠気が出やすかったりと副作用の問題があったわけです。

そこで、効果は同等以上で副作用があまり出ないものはないかと考え開発されたものが第二世代の抗ヒスタミン薬であり、抗アレルギー薬とも呼ばれています。

 

抗アレルギー薬の中でも色々なものが発売されており、効力の違い、副作用の出やすさの違い、投与回数の違いなどあります。また体質によって効果が出やすかったり出にくかったりする為、自分にあった薬を見つけることが重要になります。

ご希望があればご自身にあった薬が見つかるまで処方内容を変更することも可能なので、お気軽にご相談下さい。

 

また治療開始のタイミングも重要です。

結論から書くと花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)をお持ちであることが分かっている方は、症状が出始める前から薬を飲み始めることが重要です。

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)は鼻粘膜の炎症が症状の原因です。炎症はイメージとして火事みたいものと思ってもらえればわかりやすいかと思いますが、大きな炎症(火事)が起こってしまってからは鎮静(鎮火)するのが難しいのです。

症状が出始める前から炎症は起こっていますので、その時点から薬を投与することで少量の薬で効率的な効果が得られます。

 

これでも満足な治療効果が出ない場合には次の手を考えます。

個人的にお勧めなのは抗ロイコトリエン薬の内服を行うことです。

別のアレルギー疾患である気管支喘息の治療に用いられたりもするのですが、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)にも保険適応があります。

意外に知らない人も多いような気がするのですが、抗ロイコトリエン薬を内服すると特に鼻閉が改善し、とても快適になります。

最初に内服した時には30分位でびっくりするくらいに鼻が通り驚いたのを今でも覚えています。

抗アレルギー薬の内服だけでは満足な治療効果が出ていない方は是非ともご相談下さい。

 

次の手としてはステロイド点鼻薬の併用です。

ステロイドというと副作用のイメージがあるようですが、これは内服や点滴を長期間続けた場合の話であって、点鼻や吸入などの投与方法では副作用が問題となることは非常に稀です。

実際過去には軽症例へのステロイド点鼻薬の投与が推奨されていませんでしたが、現在ではどのような症例に対しても推奨されるべき治療法として認められています。

ただ、内服に比して投与方法が不快であったりもするので、個人的には内服でコントロールが十分につかない人におすすめをしています。

 

以上を全て試せばほとんどの方が満足の行く治療効果が得られるかと思います。

それでも満足が行かない場合は奥の手なども有りますので、ご相談下さい。

 

花粉症(アレルギー性鼻炎)の治療は薬物両方が中心となる為、耳鼻科だけでなく内科でも治療が十分に可能です。

 

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