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禁煙外来のお勧め②

2016年01月20日

前回は喫煙による内科的な弊害や禁煙によるメリットなど、動機づけを中心に記載をしてきました。

最近では健康診断で喫煙状況の問診が義務付けられるなど社会的関心も高まってきています。

今回は具体的な禁煙方法について記載致しますので、禁煙にご興味がある方は参考にして下さい。

 

まず、よくありがちなのが禁煙はできていないが本数は減りましたという話です。

残念ながら本数を徐々に減らして禁煙に成功するという方はほぼいないと言っていいと考えられています。

禁煙を本当に成功させたいのであれば、ある日ある瞬間を機に金輪際喫煙をしないという覚悟が必要です。

覚悟ができた方は内科禁煙外来までご相談下さい。

 

当院はクリニックですので、内科的にお薬の補助を用いた禁煙法についてご説明致します。

内科クリニックで処方できるお薬としてはファイザー製薬から発売されているチャンピックスという飲み薬とノバルティスファーマから発売されているニコチネルというニコチンパッチがあり、そのどちらかを用いることになります。

ニコチネルというニコチンパッチを用いると禁煙成功率が約2倍になり、チャンピックスという飲み薬を用いると禁煙成功率が約3倍になると言われています。

内科のクリニックでは特に副作用など問題にならなければチャンピックスを用いた禁煙治療を行っていくことになるので、それについての説明をしていきたいと思います。

 

チャンピックスを用いた内科的禁煙外来では、初診を含めて計5回の受診で成り立っています。

これはプログラムとして提携の形が決まっているので、保険適応で治療したい方は原則守って頂く必要があります。

初診では問診票を用いて保険適応があるかないかを確認致します。1日のの平均喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン係数)が200を超えているのが必要条件となります。いずれも自己申告になりますのでおおよその数字で結構です。あとは問診票によるニコチン依存度チェックが5点を超えていれば保険での内科治療が可能となります。

次に禁煙宣言書というものに署名をして頂きます。禁煙をするという覚悟を紙として形にするわけです。

これは初診の1週間後から禁煙をするという内容で宣言して頂きます。初診後1周間は薬の増量期間となる為、薬の効果が十分で無い為です。増量期間を設けるのはその方が薬の副作用が少なくなるからです。副作用については後述致します。

他には呼気中の一酸化濃度を測定をします。タバコの有害物質は色々とありますが、その中の一酸化炭素を指標としています。これは5回の受診の全てにおいて測定を行います。嫌らしい話、本当に禁煙ができているかチェックをしている訳です。口で吸っていませんと言ったところで実際に吸っていたら一酸化炭素濃度でバレてしまうわけです。

長年喫煙されている方は前回お話ししたように肺気腫となっている方もいるので、呼吸機能検査も初診で行うことが多いです。

 

2回目の受診は初診の2週間後、3回目の受診は4週間後、4回目の受診は8週間後、5回目の受診は12週間後と、約3ヶ月の治療カリキュラムとなります。

禁煙が上手く言っている方は最後まで受診しないと駄目ですかと聞かれる方もいますが、最後まで受診された方と途中で治療を辞められた方とでは9ヶ月後の禁煙成功率が大きく違うという結果が出ているので、原則最後までお付き合い頂く必要があると考えています。

 

薬の副作用について記載致します。

一番よくあるのは吐き気です。これは出てしまっても慣れてくることがあります。どうしても吐き気が強い人は内科的に制吐薬を処方して続行する場合もありますが、お薬を減量して継続という場合もあります。

どうしても吐き気で薬の継続が難しいという方はニコチンパッチに変更なども検討します。

頻度は副作用の中では多いと言っても問題ない人のほうが圧倒的に多いです。

他には頭痛、お腹の調子が悪くなる、悪夢を見るなどです。

いずれも重篤なことになることはほぼありません。

 

禁煙を成功させるためのちょっとした工夫などは内科外来にてお伝えしています。

ご興味がある方はお気軽にご相談下さい。

 

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